見た目は可愛いプードル…実はスポーティ!
皆様、こんにちは!
ケアペッツ藤沢店、シッターの徳川です(*゚▽゚*)
本日のテーマは、プードルさんです♪
【歴史や原産国は?】
プードルの歴史はルーツの特定が難しいほど古く、ヨーロッパ各地に残しています。
少なくとも500年前のドイツにて、スタンダード・プードルが活躍していたようです。
16世紀にその優美な姿から上流階級の婦人層にもてはやされ、小型化が進みミニチュアサイズが誕生!
18世紀にさらに小さいトイサイズが誕生しました。
【どんな性格?】
元々、猟師が仕留めた鳥を回収する仕事をしていたので、活発で活動的です。
しかし、トイサイズは室内飼育され、お散歩が好きではないからとお散歩に行かないお家も多いようです。
運動不足によるストレスで、破壊行動を起こしたりする可能性があるので、運動はしっかりさせましょう♪
散歩嫌いな子は、社会化期が上手くいっていない場合が多いので、子犬さんの時にお外に慣れてもらうようにしましょう。
また、攻撃的なところがなく、人にも他の犬にもフレンドリーな性格です。
動物病院にて働いていた時の印象としては、フレンドリーな子も多いが、内弁慶な子も多い印象です。
社会化の状況によって、大きく変わってくる例が多いので、子犬さんのうちにしっかりと社会化をしていきましょう。
動物病院で行っているパピークラスなどを利用するといいと思います。
この犬種の困った特徴として多いのが、食べ物の「好き嫌い」をしやすいということです。
ですが、食べないからといって全て「好き嫌い」ということでもないので、動物病院で体調に問題がないかの確認をした上で、対処していきましょう。
【こんな病気になりやすい!】
流涙症、外耳炎、肛門嚢炎が最もよく見られます。
目頭の前の毛が、茶色くなっている子がいませんか?一般的に涙焼けと言われるものです。
白い子は、特にわかりやすいと思います。
涙が出てしまう子は、こまめに拭いてあげたり、もしくはカットしてあげましょう。
外耳炎は、こまめなお耳そうじで予防することができます。
やりすぎも、炎症の元となるので2週間に1度くらいでお掃除しましょう。
肛門嚢炎は、肛門腺絞りをして予防することができます。
トリミングの時に肛門腺絞りしてもらうことが多いため、病院にて肛門嚢炎のプードルを見たのは、少ないです。
他にも…
・膝蓋骨脱臼(パテラと呼ばれています。)
・水頭症
・気管虚脱
・潜在睾丸
・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
・副腎皮質機能低下症(アジソン病) ※クッシング症候群の方が割合的に多いです。
・甲状腺機能低下症
・膵炎
・血小板減少症
・免疫介在性貧血
あくまで、プードルに多くみられる病気です。
この他の病気にかからないという訳ではありませんので、いつもと様子が違うと感じたら、病院へ連れて行ってあげてください。
【こんな子いたよ!】
とっても元気で、人懐っこいトイ・プードルの男の子。
人が好きすぎて、人のように仁王立ち……、ぴょんぴょん飛び跳ねているような子でした。
ある日、いつもなら飛びついてくるのに、全く飛びつかない。 それどころか、部屋の隅でぐったりしていたそうです。
病院で診断されたのは、「椎間板ヘルニア」でした。
椎間板ヘルニアのイメージというと、ダックスフンドだと思います。
原因としては、ぴょんぴょん飛び跳ねたり、仁王立ちしたりと腰に負担がかかっていたことです。
犬は、四足の姿勢が基本なので、人のように二足姿勢をすると、大きな負担になります。
プードルを飼育している方、自分の子はどんな感じですか?
もちろん大きなスタンダードプードルも可能性がありますので、注意が必要です。
【まとめ】
プードルは、見た目はぬいぐるみのように可愛らしいですが、実はスポーティで活発な犬です。
お散歩など、運動を多く必要とする犬種ですので、注意が必要です。
問題行動が実は、生活の仕方の問題が原因だったということも多くあります。
なにかお困りごとがございましたら、ケアペッツにご相談ください。
生活の工夫など、提案し調整をすることもできます。
ケアペッツ藤沢店 徳川 千穂