シニアのシャンプーには注意しよう①
皆様、こんにちは!
シッターの柳田です。
シニアの子のシャンプーはとても体力を使い、終わった後は疲れて寝てしまう子が多いかと思います(;>_<;)
シャンプーの際の注意点や体のどこに負担があるのかもお話します!
シャンプーが難しくなる理由
実はシャンプーとトリミングはとても体力を消費します。
カット犬種をトリマーさんが行う時も平均で2、3時間、長い時は4時間以上かかることもあります。
その際、わんちゃん達はずっと立ちっぱなしになってしまいます(´Д`;)
普段からお散歩も長時間行かず、走ったりなどの運動をあまり行わない子たちにとってトリミングはすごく運動をしているのと同じです!!
そのため、トリミングの時に急に体力を使うと心臓などの内臓に負担がかかってしまったり、精神的なストレスに繋がってしまうことがあります。
トリミングでスッキリし、アロマなどのリラックス効果もありますので、楽しく過ごせる子も、もちろんいます♪
また、シニアになると後肢から筋肉が落ちる子が多い為、トリミング中に座ったり寝そべったりする子も多くいます。
座ってきてしまうと疲れたよ!の合図ですので、トリマーさんたちはシニアさんの時は注意しながら行っているはずです!
<対策>
通常のトリミングの方法を少し変えたり、工程を分けることで負担を減らしてあげることが出来ます。
また、回数や頻度を通常よりも数週間など遅らせる事によっても、体力の温存や身体への負担が軽減されます。
その中に、「ドライシャンプー」というものがあります。
使用方法は、洗いたい場所や気になる箇所にドライシャンプーを吹きかけてタオルで拭き取るのみです。
シャンプーを水で流さない為、体温が維持されて体調を崩しにくくなります。
寝たきりの子をシャンプーする場合は、動物病院でも使用することが多いです。
おむつをしていておしっこやうんちをした際に蒸れてしまった時なども、こまめに拭き取ることができ、皮膚を清潔に保ち、皮膚病の予防にも繋がります。
シャンプーの際の注意点
先程もお伝えしましたが、シャンプーやトリミングはとても体力を使います。
負担あまりかけずに行う方法は、数回に分けて行うということです!
トリミングの種類は、大きく分けると3つの工程があります。
それは、「爪切りや耳掃除等のケア」「シャンプー」「カット等のトリミング」に分かれます。
1度に全過程行うと時間もかかりますので、様子を見ながら分けて行ってみましょう!
『爪切りや耳掃除等のケア』
ケアとしては、「爪切り」「耳掃除」「肛門腺絞り」「肉球に被さる毛のカット」等あります。
中には、飼い主様が行うのは難しいケアもあるかと思います。
お家だと飼い主様がそばにいることで、甘えてより嫌がってしまったり、シニアになって出来なくなってしまった等の理由をよくお聞きします。
シニアになると性格が頑固になる子や、目が見えなかったり耳が聞こえない等の理由で触れるのが嫌な子もいます。
嫌々になっているところでさらに行うとチアノーゼと言った、酸欠状態になり命の危険もありますので体調をしっかりとチェックしながら行い、お家での作業が難しい場合はプロの方に任せましょう!
爪切りや耳掃除等のケアのみでも、動物病院さんやトリミングサロンさんは行ってくれますので、難しい場合は相談してみましょう✩
また、ご自宅で出来る場合でも1日ずつやる工程を分けて体の負担を減らしてあげましょう!
次のブログは、シャンプーとカットについてお話します!
そちらも読んで頂けますと幸いです✩