フィラリアってどんな病気なの?
皆様、こんにちは!
フィラリア症の予防忘れずに行っていますか?
ついつい忘れてお薬が余ってる…といった話もよく耳にします。
そもそもフィラリア症とはどんな病気で、何で毎月お薬を飲まなくてはいけないのか、ご存知でしょうか?
今回はフィラリア症について詳しくお話ししたいと思います!
フィラリアとは・・?
フィラリアとは寄生虫のことで、蚊が原因で媒介されます。
フィラリアにすでに感染しているわんちゃんの血液を蚊が吸った時に、蚊の体内にフィラリアの子供が吸い上げられます。
その蚊が他のわんちゃんの血液を吸おうとした時、媒介されてしまいます。
わんちゃんの体内に侵入したフィラリアは少しずつ体の内部へ進んでいき、心臓へ辿り着きます。
そこでオスとメスが揃えば子供を産み、だんだんとフィラリアの数が増えてしまうと心臓の血管が詰まり、体調を崩してしまうのです。
主な症状は、痩せてくる、元気や食欲の消失、咳、呼吸が荒くなる、お腹が膨らむ、血尿などです。
感染初期は症状が出にくく分かりにくいですが、放っておくと命に関わる怖い病気です。
どうやって予防するの?
フィラリアに感染しないようにするには蚊に刺されないようにすることですが、それはなかなか難しいですよね。
一般的な予防の方法は、フィラリアが心臓に到着する前にお薬で駆除することです!
そのためフィラリアのお薬は毎月しっかりと飲む必要があるのです( ゚Д゚)
投薬をさぼるとフィラリアはどんどんわんちゃんの体の中に入って行ってしまいますよ!
蚊が産まれてからフィラリアを吸い上げるまで時間があるため、お薬は蚊が出始めて一か月後くらいからスタートし、蚊がいなくなってから一か月後くらいまで飲ませるのがお勧めです。
ちなみにフィラリアに感染していないか検査をしてから投薬を始めた方が安心です。
フィラリアに感染している子にお薬を飲ませると、体調不良に繋がってしまうので注意が必要です。
どんなお薬があるの?
うちの子も大好きなおやつタイプのフィラリア薬や、ノミ、マダニも一緒に予防してくれるもの、背中に滴下するもの、錠剤タイプのものなどなど・・種類は様々です。
最近では1年に1回のお注射によって予防できるものも出ています。
毎月の投薬が大変、お薬を飲むと吐いてしまうといった方は獣医さんに相談してみるとよいかもしれませんね!
飼い主様とわんちゃんに合わせた方法でしっかりとフィラリアの予防をしましょう♪
ケアペッツ藤沢店 小澤