ダックスフンドの歴史を知って、性格を理解しよう!
皆様、こんにちは!
シッターの徳川です(^ω^)
本日のテーマは、ダックスフンドです♪
ダックスさんといえば、短足・胴長の犬ですね!
歴史を知ることで、いつも見ていた不思議な行動の真意などがわかるかもしれません。
【歴史】
ダックスフンドには、3タイプの大きさがあります。
12世紀~13世紀にアナグマ狩りのために、誕生したのがスタンダード・ダックスフンドです。
19世紀頃に、ウサギなどを狩るために、ミニチュア・ダックスフンドが誕生しました。
そして、20世紀になってカニーヘン・ダックスフンドが誕生しました。
カニーヘンはドイツ語で、ウサギの意味なので、ウサギ狩りをしていたのでは、ないでしょうか?
そして、さらに毛の長さでも3タイプに分かれています。
元になっているのは、スムースヘアードです。
そこから、テリア種などをかけ合わせて誕生したのが、ワイヤーヘアード。
スパニエルなどをかけ合わせて誕生したのが、ロングヘアードです。
【こんな性格です】
タイプによって性格が大きく異なることはありませんが、際立つ性格が多少違うようです。
ロングヘアードは、穏やかな性格。
スムースヘアードは、人懐っこい。
ワイヤーヘアードは、やんちゃ。
テリア種やスパニエルをかけているので、性格に違いが出てきているようです。
「小型犬なので、散歩はいらないでしょう?」と思われる方がいるようですが、 猟に出ていたので、運動は大事です。
運動不足は体にも悪いですが、問題行動へもつながる危険性があります。
また、猟をする際は穴に入って、吠え&噛み付きでアナグマなどを巣穴から外に追い出したり、 仕留めたりしていました。
そのため、吠え声はよく響く太い声をしています。
噛む力も強いので、甘噛みなどを放置しないようにください。
甘噛みが必ずしも本気噛みにつながるとは限りませんが、力の調整などができず 怪我をする可能性もあります。
【どんな病気にかかりやすいのか】
ダックスフンドというと、椎間板ヘルニアが有名な病気です。
動物病院で勤めている時も、ダックスの椎間板ヘルニアは多く、治療する子が多かったです。
最初の段階で見つけることができれば、お薬や安静で治ります。
重度になると、すぐに手術が必要となります。 時間が経ってから手術をしても手遅れ、歩けなくなります。
実は抱き上げ方で、椎間板ヘルニアになる確率がグッと下がります。
犬が普段、四足で立っている状態…これをキープした抱き上げ方&抱き方が一番負担がかかりません。
なので、喜んでぴょんぴょんと前足を浮かしている状態もあまり良くないので、 必要以上にさせないようにしましょう。
他にも ・眼球疾患 ・骨軟骨形成不全 動物病院にて多かった病気 ・心臓病 ・白内障 ・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
【こんな子いたよ】
ロングヘアード・ダックスフンドさんです。
ある時、ご飯をあまり食べないということで診察にいらした子がいました。
椎間板ヘルニアの子で、痛みにより食欲がなくなる子がいます。
私は犬の状態を確認していませんので、それだと思っていました。
しかし、実際にダックスを見ると、肥満の子でした。
肥満の犬は、無限にご飯を食べるわけではありません。
太りすぎると、むしろご飯を食べなくなる子がいます。
食欲がない場合は、もちろん病院で診察してもらうことが重要ですが、 肥満になっていないかもチェックしましょう。
自分で判断できないと思いますので、獣医さんに確認してもらいましょう。
【まとめ】
ダックスフンドは、被毛によって多少性格に違いがある。
性質上、吠え声や噛みぐせ、運動不足で問題になることがある。
椎間板ヘルニアになると、場合によっては手術が必要になる。
もしも、椎間板ヘルニアなど病気を抱えている子を預けなければならない場合、 ケアペッツのペットシッターも検討してみてください。
全員、女性の動物看護師がお世話にお伺いいたしますので、 病気の兆しを発見することもできるかもしれません。
お気軽にご相談ください(^ω^)
ケアペッツ藤沢店 徳川 千穂