ノミ・マダニの予防はしっかりとしていますか?
皆様、こんにちは!
わんちゃんねこちゃんのノミ・マダニの予防はしっかりと行っていますか?
普段、お部屋の中で生活している子でも感染するリスクがありますので注意が必要です。
【ノミ・マダニとは】
・ノミについて
体長が2ミリ程で、動物の血液を吸って生きています。
高さ30センチ程度まで飛び、針のような口で皮膚を刺し血液を吸います。
・マダニについて
羽を持たず、動物の血液のみを吸って生きています。
また、口を動物の皮膚に食い込ませて血液を吸います。
血液を吸うと、10倍程膨れるため肉眼で見つけやすいです。
【発症する病気】
<ノミについて>
◎貧血
ノミに大量に寄生、吸血された際に起こり特に子犬は貧血を起こしやすいと言われています。
◎アレルギー性皮膚炎
アレルゲンとなるノミに血液を吸われることで、強い痒み、湿疹、脱毛を起こします。
◎瓜実条虫症
ノミを潰したり、卵を食べたりすることで、犬猫の体内に入り感染します。
大量に寄生すると、嘔吐と下痢などの症状を起こします。
<マダニについて>
◎貧血
マダニが大量に寄生し、吸血すると貧血を起こします。
◎アレルギー性皮膚炎
アレルゲンとなるマダニの唾液によって、強い痒みを起こします。
◎バベシア症
私たちにも移る病気(人獣共通感染症)です。
貧血、発熱、食欲不振などの症状があり、急性の場合は黄疸や衰弱などにより休止することもあります。
◎ライム病
症状が出ることはほとんどありません。
出た場合の症状は、元気消失、食欲不振、発熱、立てなくなります。
【予防について】
ノミ・マダニは主に、草むらや公園、部屋の暗く湿ったところや絨毯に潜んでいます。
室内やお散歩に行く際にも、注意が必要となります。
駆虫や予防をしていないと、他の子に移ったり様々な病気を起こしてしまいます。
お薬の種類は豊富で、投薬のやり方や効果の期間も変わります。
まずは、動物病院へ行きその子に合ったものを処方してもらいましょう!
【お薬の種類について】
・飲むタイプ
お薬にお肉などの味がついており、おやつ感覚で投薬できます。
味が付いているもの以外にも、お薬のような錠剤タイプのものもあります。
・スポットタイプ
飲むタイプではなく、付ける液体タイプのお薬です。
首の後ろの毛をかき分けて、お薬をつけます。
【予防薬・駆虫薬について】
・ネクスガードスペクトラ
お薬に味がついていて、おやつ感覚で投薬できます!
ノミ・マダニの他にも、フィラリアやお腹の虫も一緒に予防できるお薬となります!
・ネクスガード
ノミ・マダニに効果があります。
こちらも味が付いているタイプです!
・ブラベクト
味が付いているお薬で、3ヶ月間効果が続きます!
・フロントライン
液体タイプのお薬で、お薬が苦手な子におすすめです!
飲むタイプのお薬は、投薬後シャンプー出来ますが液体タイプのお薬は塗った直後にシャンプーをすると、お薬も一緒に洗い流されてしまうため注意が必要です!
今は、フィラリアも一緒に予防できるお薬も増えてきています!
種類は豊富なので、動物病院さんと相談してみましょう。
【予防期間】
関東は蚊が飛び始める、5月から11月の月に1回ずつと言われています。
寒い時期は出ないと言われており、環境や地域によって予防期間は異なります。
暖かくなり始めたら予防をしましょう!
【まとめ】
お薬には様々な種類があり、その子に合ったものを動物病院で処方してもらいましょう。
人にも移る病気もある為、飼い主様も注意が必要です!
しっかりと予防し、楽しく健康に過ごせるようにしましょう♪
ケアペッツ藤沢店 柳田