シニアの介護③ 皆様、こんにちは! 今回はペットの介護第3弾です! シニアになるとどのような症状が出てくるのか、介護方法などをお話したいと思います(*゚▽゚*) どんな症状?どうやって介護するの? ◎排泄 シニアになると、おしっこやうんちを自分で出せない子やトイレまで間に合わず行けない子、トイレとは違うところでしてしまう子がいます。 自分でおしっことうんちが出来ない子は、補助をして排泄させてあげる必要があります。 まずおしっこですが、膀胱に溜まってしまうと菌が繁殖してしまい炎症が悪化してしまうこともあります。 そのような場合は、膀胱の辺を圧迫することで出すことができます。 このことを、「圧迫排尿」と呼びます。 犬猫の種類、体や骨の大きさにより、刺激する場所は少し異なりますので、かかりつけの動物病院さんで圧迫する場所やコツを聞いてから行いましょう! 分からない状態や曖昧なまま圧迫してしまうと、膀胱が破裂してしまったり、痛みが出てしまうことがありますので注意して行うことが大切です。 うんちも自ら出せない場合は、補助をして出してあげることが必要となります。 おしっこの時と同様にこの場合も補助が出来ますが、圧迫排尿と同様に詳しいやり方を動物病院さんで教わってから行いましょう。 ◎マナーパッド 排泄は自ら出来るけれど、寝ている間にしてしまったり、トイレまで間に合わずその場でしてしまう子は足腰の筋肉が弱くなっている場合があります。 そのような子は、おむつやマナーパッドを付けることで寝ている間におしっことうんちをしてしまっても体が汚れることが少なく、皮膚も清潔に保つことができます。 おむつが寝ている時などにずれてしまうという子は、わんちゃん用のベルトをつけたり、おむつの上から布のカバーを付けることでズレの予防をすることが出来ます。 おむつやマナーベルトはうちの子に合うサイズが中々ないという声もよくお聞きします。…
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シニア用フードに切り替えよう!
シニア用フードに切り替えよう! 皆様、こんにちは! 10年前に比べ動物の医療も進化し、わんちゃんねこちゃんの平均寿命も長くなりました! しかし、シニアになると出てくる問題はたくさんあります。 今回は老犬、老猫ちゃんたちのご飯事情についてお話したいと思います! <どんなご飯をあげればよいの?> ペットのご飯も種類が多くなりましたね! 種類や年齢によって気をつけていかなければならない点に配慮された作りになっています。 シニアになると、運動量が減り、代謝も落ちるため太りやすくなります。 そのためシニア用のフードは低カロリーの物が多いです。 また人間もそうですが、シニアになると関節の軟骨が磨り減って痛みが出ることがあるため、グルコサミンやコンドロイチンを配合しているものも多いです。 若いときから同じご飯を食べているという子は、7歳頃を目安にシニア用フードへの切り替えを検討してみてください! シニアになると選り好みをするようになる子もいます。 フードの切り替えは早い段階のほうがスムーズですよ!^^ また病気になってしまったら、摂取したほうが良い栄養と控えたほうが良いものが変わってくるため、病気に考慮して栄養バランスを考えられたご飯もあります。 ドラッグストアやペットショップには置いていないものも多いため、獣医さんに相談しておすすめのものど動物病院さんで購入するようにしましょう。 <ご飯の形状> ドライフードは水分を最小限に減らした物になります。 シニアになるとお水を飲みに行く機会も減ります。 特にねこちゃんはあまりお水を飲みません。…
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シニアのシャンプーには注意しよう②
シニアのシャンプーには注意しよう② 皆様、こんにちは! シッターの柳田です。 前回のブログでは、ケアやシャンプーを行う注意点などをお話しました! まだ「シニアのシャンプーには注意しよう①」を見ていないという方は、そちらも読んで頂けると幸いですm(_ _)m 今回は、シャンプーとトリミングの時のポイントや注意点をお話します✩ シャンプーについて トリミングサロンや動物病院でシャンプーする場合は、専用のドライヤーを使うことが多く、ご自宅にあるドライヤーの場合は乾かす時間がよりかかってしまうことがあります。 しかし、急いで乾かしまだ濡れている部分がある場合、体が冷え体力をより使い、体調を崩してしまうことがあります。 ブラシやコームを使って、きちんと毛の根元までしっかりと乾かしましょう♪ また、タオルドライは大切な工程となり、特に吸水性のあるタオルを使う事によって時間を短縮することが出来ます! そして、ドライヤーの暖かい風をずっと当てる事によって熱がこもったり火傷してしまうこともありますので、注意しましょう。 また、ご自宅で行う際は脱衣所など狭い場所で行うと暖かい熱がこもりやすくなりますので、体調の変化やドライヤーの温度を確認しながら、時々冷風に切り替えながら乾かしてあげましょう! 特に、顔周りを乾かす場合は目に直接温風を当ててしまうと目が乾きドライアイになってしまうこともありますので、顔周りは目に直接風が当たらない角度で乾かしてあげ冷風の方が安心です(;▽;) ドライヤーの途中で、お水を飲んだり小休憩を挟むのも良いです✩ しかし、濡れている状態での長時間の休憩は体を冷やしてしまいますので注意が必要です。 カットについて カットもシャンプーとの日にちを分けてあげることによって、体力の消耗を抑えることができます。 しかし、シャンプーとの日が開いてしまうと毛がもつれたり汚れが付くことによって、ハサミやバリカンの刃が通りにくくなることがあります。…
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シニアのシャンプーには注意しよう①
シニアのシャンプーには注意しよう① 皆様、こんにちは! シッターの柳田です。 シニアの子のシャンプーはとても体力を使い、終わった後は疲れて寝てしまう子が多いかと思います(;>_<;) シャンプーの際の注意点や体のどこに負担があるのかもお話します! シャンプーが難しくなる理由 実はシャンプーとトリミングはとても体力を消費します。 カット犬種をトリマーさんが行う時も平均で2、3時間、長い時は4時間以上かかることもあります。 その際、わんちゃん達はずっと立ちっぱなしになってしまいます(´Д`;) 普段からお散歩も長時間行かず、走ったりなどの運動をあまり行わない子たちにとってトリミングはすごく運動をしているのと同じです!! そのため、トリミングの時に急に体力を使うと心臓などの内臓に負担がかかってしまったり、精神的なストレスに繋がってしまうことがあります。 トリミングでスッキリし、アロマなどのリラックス効果もありますので、楽しく過ごせる子も、もちろんいます♪ また、シニアになると後肢から筋肉が落ちる子が多い為、トリミング中に座ったり寝そべったりする子も多くいます。 座ってきてしまうと疲れたよ!の合図ですので、トリマーさんたちはシニアさんの時は注意しながら行っているはずです! <対策> 通常のトリミングの方法を少し変えたり、工程を分けることで負担を減らしてあげることが出来ます。 また、回数や頻度を通常よりも数週間など遅らせる事によっても、体力の温存や身体への負担が軽減されます。 その中に、「ドライシャンプー」というものがあります。 使用方法は、洗いたい場所や気になる箇所にドライシャンプーを吹きかけてタオルで拭き取るのみです。 シャンプーを水で流さない為、体温が維持されて体調を崩しにくくなります。…
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シニアの介護②
シニアの介護② 皆様、こんにちは! 今回はシニア犬、シニア猫の介護について詳しくお話します! シニアの子を飼った経験がない方は介護とは実際にはどういうことを行うのかイメージが付きにくいかと思います。 介護の必要な年齢になってから知るのではなく、事前にいろいろな知識を知っておくことで 実際に必要になった際に必要な介護内容を選んで、その子にあったケアをしてあげることができます。 介護ってどんなことをするの? ペットの介護で1番に思いつくものはなんですか? ごはんやトイレなどが思い浮かぶかと思いますが、実は介護と言っても様々な種類や方法があります。 年齢や犬種によって体の大きさなどが異なることもそうですし、症状はその子によってそれぞれ違ってきます。 ご飯でも飲み込みが難しい子や口に入れるまでが難しい子。 トイレは立てないだけで自分で出来る子や自分の力で出せない子。 爪切りや耳掃除などの日常ケアも若い時とは伸び方や汚れ方が変わってくるので変化を感じ取ってあげることが大切です。 その子の今の体の上手く行かない部分や以前と変わったところを見つけてあげてオリジナルで介護方法を作ってあげてください! どんな症状が出てくるの? ◎ご飯 初期症状は、ご飯が食べられなくなる前に、もごもごして食べにくそうだったり、なんだか噛みにくそう、足が震えていて食べる時にそわそわしているなどいつもと少し違うという、ちょっとしたことから始まります。 その対策として、ご飯のお皿の位置を高くしてみてください! 食べにくくなるのは、首や背中の筋力が低下することで下向きを維持するのが大変になってくるからです。 食べている間ずっと立っているので、足腰への負担も思っているよりも大きいです。…
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